さつえいだ!チャーリー!

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2009年 10月 25日

イベントで

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かけねなしに、モロッコパン・フェスティバスは楽しいものだった。
でも、あまりのこんざつに、つかれてしまったのも事実(じじつ)だ。
モロッコパンには、絶対(ぜったい)にこれ、というレシピはない。
それぐらいのことはわかっていたのだけど、
「カカオがたりないよ」
のっぽのショコラティエがいうと、
「そのあまさではシャーベットにもおよびませんよ」
ヒゲをたくわえているグラシエがいう。
「モロッコパンはシンプルさがいのちだ!」
コンィズールがさけぶようにせんげんする。

子ブタは少しばかりうんざりして、会場(かいじょう)のすみにいくと、
ほっそりとしたきれいなパティシエールが、
「あら、おつかれですね、わたしのやいたモロッコパンをどうぞ」
と、さしだしてくれた。
どんな時でも、一口たべればしあわせになれる、
あたりまえのことを思い出させてくれるモロッコパンだった。
モロッコパンは、だれがやいても、どんなレシピでも、おいしいのだ。
だからこそ、モロッコパンなのだ。
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雨の日の夜、仕事がいそがしかったシャーリーは、音楽会にいってきた。
オーケストラの第2ヴァイオリンに、知りあいがいて、びっくりした。
3年前まで、同じ図書館でいっしょに働いて(はたらいて)いた人だったから。
お昼休みに、お弁当(おべんとう)を食べながら、音楽のはなしをたくさんした。
いっしょにコンサートにいったことも一度や二度ではなかった。
それなのに、シャーリーはステージにいる彼にまったく気がつかなかった。
帰りのバスでプログラムをみて知ったのだった。
シャーリーはいっしょうけんめいステージの様子を想いだそうとしたけれど、
おぼろげでしかなかった。
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by flower_tea | 2009-10-25 23:18


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